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マルセルとボウイ

a0022502_9354778.jpg22日にマルセル・マルソーが亡くなった。パントマイムの地位を上げ、若者の育成にも力を注ぎながら公演を重ねてきたパントマイムの巨匠。Marcel Marceau/you tube

8年前の公演の時に既に76歳で、これは子どもに観せておかねばと正装して連れて行った。



脱線するが私の子どもの頃はクラシックコンサートやバレエなどは正装して観にいったものだ。だから喋る子や落ち着かない子は居なかった。革バッグに革靴はいて大人の世界を黙って観ていた。勿論芸術家側がその垣根を取ろうと努力して庶民の芸術に近づけているのは良いのだが、スニーカーで普通の声で話す、劇場の廊下で走り回る子どもはお金を払ってトータルで夜の芸術を楽しみにきている観客に失礼になる、と私は思っている。高級ホテルや高級レストランでもそう、非日常にお金を払っているのだから、小学校に行くスタイルで入らないで、と思う。親がそういう躾を受けていないので解らないのだろうけど、あれにはガックリ。

でも画廊や美術館でベビーカーお断りは「チーセー」と思う。平和を祈念する展示で近所の小学生を呼んでその場で描かせるという案が浮かんでいたのだけど、そういう度量の大きさは全く見えなかった。

話逸れすぎ。
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NHKで観たマルセルのパントマイムは魅力的で吸い込まれた。へーーーー、こんな世界があるんだ~と釘付けだった。大正演芸のマルセ太郎とはちょっと違ったw。
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世間はアラン・ドロンブームで「シシリアン」の顔は全員こちらをみてガンを向けているので怖くて怖くて、特にドロンはスッゴク怖く感じ(写真左)駅のポスターで目をそらしていたほどだった、のに1年後には夢中になり情報収集癖が始まったのだ。映画好きのover 40's ladysが集まると小学生時のこのドロンブームは外せない、映画狂のきっかけとなっている人は多い。
中には田舎の方で、殆ど見栄で共鳴してる人も居る。

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物心ついた頃から庭の芝生に座って、空を見、虫や動物を愛でて過ごしていたので宇宙への想いも人一倍強く、天文学の本を眺めてはうっとりしていた。↑むかーしの映画「天井桟敷の人々」をTVで観て、「ガーランス、ガーランス」と叫び人ごみに消えるジャン・ルイ・バロウに魅せられ、宇宙人といわれていたデヴィッドボウイに出逢った。
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今思うと恋に落ちる準備ができていた。宇宙、ドロン、マルセル、ジャン・ルイ・バロウの要素のあるスターだった。私にとって「全て」が混在した美しいデヴィッド・ボウイはリンゼイ・ケンプ指導のパントマイム出身。(なので私はグラムファンでもマーク・ボランのファンではない。小学生の時に真剣に歌った曲は「easy action」/T.Rexと「ロミオとジュリエットのテーマ」なんだけどw)。
a0022502_11144726.jpg私は子どもに幼稚園の頃からパントマイムの基礎なんか教えていた。なので新一年生代表で子どもが周年記念で芸を披露したのが「パントマイム」(あ”~)。
←マルセル・マルソー、子が小学校2年3年の時、来日して観せておかねば、と思ったのだ。何を想っていたのだろうか、二人とも手を繋いでだまーっていたのを覚えている。後で感動が噴出しパンフレット見て語ってましたが・・。そして今朝朝刊を読んで一番にマルセル・マルソーが亡くなったと教えてくれたのが息子だった。なんだかホンモノを小さいころに見せておいてよかったあと思う。

ご冥福をお祈りいたします。
by nice68 | 2007-09-24 10:37 | ART
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