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映画クイール

映画クイール_a0022502_14435292.jpg栗コーダーカルテットの音楽を聴くために「クイール」を観にいった。
 映画は動物相手なので製作が大変だっただろうと思わされるが、本に忠実でのんびりした映画だった。
 私が号泣したのは言うまでもない。ずるい!死まで追うなんて、、と思いながら涙がこぼれる。



我が家は2年前に17年一緒に暮らした猫ちゃんを亡くした。その半年前に長男猫ちゃんが亡くなり、ひどい喪失感だったが次男猫ちゃんが かなりがっくり来ていたようで 赤ちゃん返りをしたくらいだ(机の上に登ったり、台所に上ったりだが)彼等は兄弟で 次男猫ちゃんも悪くなってきた時 「よく半年ももった、一緒に暮らす同じ遺伝子の猫たちは 後追いのように一ヶ月以内に亡くなるよ」と獣医さんに言われ 涙が止まらなかった。猫の病気に詳しい仲間に出会い、その方たちからペット用のプロポリスなど売っているところを教えてもらって 延命した。プロポリスは 奇跡的に元気になったが それを口に入れるまでが大変。最期の一週間は流動食やチキンスープなどをスポイドで、口に入れていたから胃は弱ってなかったが 無理に食べさせたりしてごめんね、、と今でも思う。一日でも長く生きて欲しいという私たちのわがままだった、寝たきりになっても面倒みたいと思う人の気持ちが理解できた程だ。
 家族に看取らせてくれて 最期まで親孝行してくれた猫ちゃんたちだった。動物の最期を見ると苦しい。動物は純粋で、静かな死なので より辛い。泣きながらいろんなこと思い出して頭痛がしてきた(今もまだ)。
  栗コーダーの話に戻して、、NHKでも彼等の音楽は子ども番組や 動物番組などでも しょっちゅう使われていたが よく出来た映画音楽で クイールにぴ~ったりだった。
 上映後に生演奏も聴け 先輩との再会は年月を感じさせない 学生のときの雰囲気のままだった。公開して2週間で100万人突破したようだが 更なる大ヒットを願う。
by nice68 | 2004-03-30 08:41 | FILM
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