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コールド・マウンテン

a0022502_856325.jpg正統派の美男子(インマン=ジュード・ロウ)と美女(エイダ=二コール・キッドマン)の純愛物語が基盤で  生きる術を持たない ひ弱なエイダに 現実を叩き込む流れ者の 力強い女性(ルビー=レニー・ゼルウィガー)と その父親の反目しあう人生、小さな集落での優しい思いやりの中
「愛がどれほどの生命力を生み出すか」というのがテーマにもなっている。
エイダは父親(ドナルド・サザーランド、久々で驚き)が亡くなり夢を食べて生き延びてきたが、 そこに突然誰が送り込んだのか 結局定かではなかった流れ者のじゃじゃ馬ルビーがやってくる。
静と動、身分違い、対照的な女性が二人で寄り添い 現実を見つめなおしていく部分が 前向きで明るくてよい。インマンを想いながら ピアノを弾く美しいエイダを階段から 太っちょな ルビーが見つめている場面 ルビーの素朴さが出ていて 私はぐっと込み上げた。
またインマンが 誘惑に負けず一途に彼女を想っているところ、戦争で未亡人になった病気の赤子を抱く若い女と一晩寄り添って眠るところ と 再会場面では鼻水と涙。
美しい二コールは 笑うと上唇から歯茎が見え、その瞬間DHCの 神保みきになるのが 長年気になって どうもファンになれないが、、眠っている時の彼女は 美しかった。ジュードは演技しているとカッコイイ。彼は何でも演じる事ができるな~と感心する。
でもレニーの一人勝ち強く荒い生命力のある女性が 戦争時代 一番活躍するのだと 思い知らされます。
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by nice68 | 2004-04-29 08:54 | FILM

ルー・リード

私は 勿論行っていないが 1975年の中野サンプラザであったコンサートのパンフレットが家にある。
ルウ・リードの事だけならず ロックの歴史、しかもブリティッシュ ロック限定で 主にブルースの事からミック・ジャガーの事が書いてある。ルウ・リードは移民で あまり関係ないようなことなのに 当時日本では洋楽がそうそうメジャーではなかったからか、ライナーは好きに書けた時代なのだろうか。
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そういえば ジャパン・エイドで ルウ・リードを観た。私たちは熱狂(半分 ルウを元気付ける演技も入っていた)。カレが来てくれたのは 75年以来だったようで 凄く嬉しい事だった。しかしカレは半分廃人になっていて、その時 なんかちょっとカッコ悪い日本のバンドも出ていて そちらが人気だったように思う(見ていないので覚えていないが)
楽屋近くで 飲み物を飲んでいたのだが ルウの声が聞こえてきた。もう慌てて 会場に戻り、ルウ・リードファンで前列固めて 熱狂して、リクエストまでした。カレは目が悪いのだが ちゃんと応えてくれ、「僕は今 生きてるね」と言って歌いだした。もう泣きそう。勿論笑ったりしないのだけど あのヴェルヴェッド・アンダーグラウンドのルウ!ボウイと組んでた あのルウ!感動だった、あの声は、、、気をよくしたルウ・リードはその後 また舞台に立つようになり、現役で活躍している。うお座と言う以外誕生日を公表せず謎めいた存在だったが 現在1942年うまれとハッキリ述べている。いや~ん、62歳だったのね。信じられない。私の親に近い年齢だわ。
  
ジャパンエイド その日は トリがピーター・ガブリエルだったので それも観て帰った。星空にピーターのオルガン&シンセサイザーと独特の声は綺麗だった~。
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by nice68 | 2004-04-28 18:07 | MUSIC

ベネチオ・デルトロ

私の事よく知っている友達は私が「デルトロが好き!」というと「え?」「は?」と驚く。体は大きいし、ちょっとヨゴレだし、ヘンなキャップをかぶり センス全く無し、、。
しかし演技をさせると素晴らしい~。どんな役でもできる。
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「ユージュアル・サスペクツ」の後、「バスキア」「スナッチ」を続けて観に行って「よく出ているな~ヘンな人だ~~」「かっこいい」と思い始めた。オスカー受賞した「トラフィック」で決定的になった。公の場が苦手で まぶしそうに照れるタキシード姿のシャイな彼を見て ドンとはまった!
今年のオスカーでもジョニー・デップの前に座っていて ジョニーの方が嬉しそうだった。「ラスベガスをやっつけろ」では ジョニー・デップと珍役に挑戦(太っていてビックリ!)
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衛星放送で アクターズスタジオのインタビューがあっていたが 英語が全く話せなかったプエルトリコ人で、アメリカに移住して 英語を勉強し、友達になるためにスポーツに熱中したらしい。「スナッチ」での訛りは 地だったのかしら。
ただいま 弁護士のお父様と21gプロモートの為 来日中。ロストイントランスレーションにならないよう 良い通訳をつけて 日本を堪能して帰国してください。
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by nice68 | 2004-04-27 08:59 | FILM

TMGE

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ミシェルガンエレファントが出てきた時は久々本物のロッカーが現れたな、と思った。イエローモンキーも ロッカーとして良い路線だったけど、TMGEは あの面立ちが既に ロッカ~~~、だった。愛想は よくない、ただ演奏して ガンガン歌い続ける。歌唱力がないために裏声を出さないと聴けないJ・POP連中とは 全く違った。粋!だった。しかもモッズスタイルだ。彼等が好きなバンドが<ルースターズ>だというのも嬉しい。
ご存知だろうか、、去年か一昨年?ミュージックステーションという歌番組で 事務所に踊らされたロシアの可哀想な二人組が ドタキャンした下らない出来事を。 TMGEがピンチヒッターで出たらしいが、そんなアホな事件?吹き飛ばすかのごとく 演奏して消えた、、らしい(観てない、知らなかった)
あまりのかっこよさに うちのめされた人も多い。私の周囲でも そう言う人が10人近くいた。解散後 一回お酒の名前=<ROSSO>でバンド組んだが それで又 再活動する事になった。私が敬愛する数少ない日本のロッカー達、支持者が少ないかもしれないが 頑張ってほしい。
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by nice68 | 2004-04-24 18:02 | MUSIC

チルソクの夏

九州北部は 卑弥呼時代から昭和40年代までは かなり栄えていたようだ。
多分大陸に一番近い福岡、長崎は 元々日本の玄関のような役目を持っていたのだろう。刺身発祥、ラーメン発祥、うどん発祥、饅頭発祥の地と言われたら日本食文化を担っていると思わざるを得ない。    日本海の荒波で 気候の変化も激しく、輸出輸入も多い土地柄で 鉄工所があり、石炭が出るので、活気があったと思われる。
   近隣の国の人と 一番交流があるから 色んな騙しあいもあり、結果 仲が悪いのだろう。近いから仲が悪くなる。で、差別も どの土地柄よりもキツイ。
 「チルソク(七夕)の夏」は 下関市が舞台。日韓男女の初恋の話だが 日韓の差別意識がテーマの一つだ。
   青春時代の4人の少女が可愛い!!凄く可愛い。これが見どころ!といっても過言でない。
    のんびりしていて 子どもにも見せられる青春グラフティ映画だが 歌謡曲を長いフレーズ歌う場面が4箇所ある、、あの頃の歌謡曲は洋楽好きには辛かった~~。 
    もっと編集できる気がする、簡潔に、、。間延びしているので やっぱりテレビで観るのが無難かも。邦画 暫く要らない。

あと映画館が問題。場所は歌舞伎町ベッチ~お年寄りが 上映中に携帯の光で座席を次々に変わったり(ストレスでしょ?)メールチェックする中年オバサンが沢山。喋っているご老人もいる。若者に見せられないです。
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by nice68 | 2004-04-22 08:50 | FILM

若さとスタイル

バブル期に貧乏美大生(なぜ美大生は貧乏になるかと言うと 強烈なバックグラウンド=家が諦めて とめどない資金提供、というのがない限り、絵の具も筆もキャンパスも本も高い、しかも課題が多く遊べない、働けない、やりくり大変)+ロックのDJなどしていた位で私はバブルを満喫していない。
というより自分からそう言うものには背を向けていた。
DCブランドに群がる似非芸術家や、肩パットの入ったコンサバ系のお姉ちゃん達が今の渋谷のコギャルよりも心底イヤだった。生理的に受け付けないのでどうしようもなかった。
あちらも黒髪のロッカースタイルのオナゴは気持ち悪かったかもしれない。タイトなミニスカートにタイツにセーター、Tシャツという程度だが 崩し方が肩を出したり、穴を開けたり、、、(今はゴルチエやビビアンのおかげで シャネルもディオールもロックっぽくなった)靴は仲間(今の夫も)と共にアンティークのシャープシューズだった(ヒールのあるシャープシューズは去年からまた履いている、形に惚れ惚れする)。
自分の好きなスタイルでいると気分が落ち着くもので、最近のゴスロリもコスプレオタクも渋谷ヤマンバもハタから見るとやり過ぎなので「笑い」をそそるが、本人たちは落ち着くのだろう。
しかしそれぞれのスタイルでの壁があっても話をしたら「心の壁」はすっと消える。だから誰とでもどんなジャンルの人とでも仲良くなれ色んな友人がいる。話は合わない、あわせる時間も勿体無い、あんなの友達と思われたくないと思っていても、ヒョンな事で話すと壁がなくなるのだ。
当時 密な関係だった人よりはちょっと壁を持っていた人のほうが、今気軽に話せたりするので不思議だ。
「目を見て話すと そうそう人は憎めない」ように思える。
淀川長治が「嫌いな人はいない」と言っていたのが思い出される、それをきいた高校時は「え~?私嫌いな人多い、、」と自分の許容量の少なさに気づかされ、淀長を再び尊敬した。
  
母親になると母親という共通の立場だけでいろんな人と話す機会が多い。これはまた色々いるし、色々考える、教育方針とかも加わる故、長い交際は難しいかもしれない。
思想や趣味嗜好の合わない人、失礼な人、腹立たしい人もいるし、こだわりもまだあるが それは私の反応の問題だろう。
目を見て話したら誰も嫌いになれない、今 私は 嫌いな人等はいないのかもしれない、、と感じている。若さゆえのこだわりだったのだろうか。

若いのに こだわりもなく 流れに沿って楽しく過ごした人も多いだろう。そう言う人は年取ってこだわりの多い頑固者になるのかもしれない。若さゆえ こだわって生きたブザマさ、不器用さが愛しく思える今日この頃だ。
で、年月たって 私がこだわるものの一つに「平穏無事」「平和」がある。
だからこれを脅かすものには嫌悪を抱く。
なのでブッシュは嫌いだ。
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by nice68 | 2004-04-21 22:20 | FASHION

The Who

THE WHOのDVD発売か~。
コンサート風景ではなく バックステージの彼等とか、映画のメイキングとか残ってないのだろうか。私はウドーのフェスは 知人にチケットを頼んでいるが、THE WHOが来なくなったとしたら、売りさばけるのだろうか(とヘンな心配)台風なんか来たらどうするの?なんで野球場でするの?大物が来るのに、、、ウェンブリー真似しなくていいよ、など色々心配(決定しているのだから変わることはないだろうけど)

一昨年 フレディー・マーキュリーのトリビュート10周年でDVD発売となり 購入した。出産直後だったので ロンドンに行けなかったのが凄く悔やまれる。行っても 体が持たなかったに決まっている、ほら体弱いから、ワタシ。
ロジャー・ダルトリー、ボウイ、アニー・レノックス、ロバート・プラント、ライザ・ミネリがフレディの曲を歌う感動のDVDだった。たかがDVDなのに う~~~~っと涙がこみ上げた。(ガンズとジョージ・マイケルがはずしまくったのは ちょっと愛嬌)。DVDをみて あのコンサートに行けなかった悔しさから、余計WHOに執着している。今観ないと いつ観られるんだ?ってな具合。
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by nice68 | 2004-04-21 17:58 | MUSIC

町田氏の猫

a0022502_1811786.jpg旦那が町蔵とは知り合いのようだが、私は何度か遭遇しても彼とは面識はないので 話しかけないでいる。
東京ロッカーズや その後の日本のパンク、テクノシーンのミュージシャンたちも面白味があった。その後 音楽活動を 趣味程度にとどめて別の芸術活動で成功した人は辻仁成と町田康・・・
   
で、町田康の日記を読んでいると、うちの猫ちゃんの最期に似ていて、ココアちゃんの消息が凄く気になる。10日目だ。
猫ちゃんは最期冷たいところに望んでいく。いないと思って半狂乱で探していると お風呂場。内臓を冷やすためらしいが、それをすると死期が早まるのだ。階段の上り下りもままならなくなり、足腰が思うように行かなくなり 清潔な生き物、猫ちゃんは お漏らしをしたら最期だ。
大丈夫かな、ココアちゃん、、、うちの猫ちゃんが 駄目だと言われた後 2ヶ月間、奇跡的に元気になった 動物のためのプロポリスのお医者さん紹介しておきます。
皆さんの ワンちゃん、猫ちゃんに お役立てください。会津動物病院
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by nice68 | 2004-04-20 17:53 | MUSIC

Lost in Translation

人は年齢や世代など全く関係なく孤独だ。
a0022502_17182620.jpg日々その孤独感を忘れ得る趣味、没頭できる勉学やスポーツ、遊びをみつけ、共通の話題ができる友達と時間を共有して生活している。
この人と時間を多く共有できると思って結婚しても孤独は変わりないが、誰かのために動いていることで 人は孤独を忘れることは出来るのである。
住む場所が変わったり言葉が通じなかったりすると尚更孤独感は襲ってくる。大体海外生活1,2週間目でその孤独感が襲い掛かってくるのではないだろうか。
いやあ、ソフィア・コッポラ監督はよく日本を観察している。電車の中で平気でHな漫画や新聞を読んでいる猿をさりげなくフィルムにおさめている(ああ、恥ずかしい)。やたらアメリカナイズされたつまらない若い集団、下らない番組、恐るべしまとまりのないネオン広告、適当にごまかす会話、等など、、、
a0022502_17192798.jpgただお招きした各国のスターには女と酒は接待の中に暗黙の了解で入っているが、厳重に警備をつけ関係者を常に配備するので女が一人で部屋に行くことも、彼が一人でエスカレーターに乗ることも一人でバーに行くこともない。自由すぎて観ていて心配になったほど、笑。
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スターという座に居ながら孤独なボブ(ビル・マーレイ)と孤独な新妻シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)が互いの孤独感を共有し合い、一番の理解者かのように親しくなり~別れるストーリー。その中に気持ちの変化や夫婦の冷たい会話や別れの辛さが描かれていてアメリカ映画とは思えない繊細な映画だった。
しかも流石ソフィア!女性監督!!!その男女間に性的なものを持ち込まなかった!女性はそんな関係望んでない人も多い。そんな関係にならないほうが恋は続く。その微妙な関係の表現が素敵だった。

音楽はサントラで先月聴いていたので今更言うこともないが、ケヴィン・シールズと彼女の映画との相性はバッチリのようです。はっぴいえんどの「風をあつめて」をソフィア・コッポラは日本の誰もが口ずさめる曲と思って起用したらしい。おっかしいーー。彼女の周りの業界の日本人(コーネリアス、エア等)が好きな音楽家でマニアックなのは言うまでもない。ここで大ヒット願ったりして。
東京のロケーションも スカーレットの普通の新妻の表情も ビルの飄々とした演技も楽しめる映画だった。
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by nice68 | 2004-04-19 08:49 | FILM

パッション

a0022502_8483018.jpgメル・ギブソン監督 イエス・キリストの受難を忠実に描いた映画が 5月に日本でも公開される。
<ジーザス・クライスト・スーパースター>というミュージカルでも 受難の場面だけが描かれているが ああいう映画は 聖書を知らない人間が観ると 「なんでイエスは 真実を語らず 自分が犠牲になり、最期まで傲慢なのか」とうつるらしい。時代の先駆者というか カリスマ的存在は 支持者以外から見れば、多かれ少なかれ 傲慢にうつるのかもしれない。
  マーティン・スコセッシ監督がウィレム・デフォーをイエスに起用した<最後の誘惑>という映画があるが げんなりしそうで私は観ていない。
 何せ デフォーがイエスなんて~!である。釈迦の役に 安岡力也起用したような位 違和感(どちらも ファンの方ごめんなさい)ボウイが出ているので観たいような、観たくないような、、。
  でもPASSIONに ひっかかったのは マグダラのマリアが イタリアの宝石と呼ばれた<マレーナ>のモニカ・ベルッチだから。
素晴らしいキャスティング!ピッッッタリである。ちょっと高貴すぎるかな~?  でも良い、良い!!映像が綺麗だ。
  <最後の誘惑>は愛欲描写が賛否両論だったようだし、<PASSION>も映像で イエスの受難をあんなに残虐に見せなくてもという声もあるらしい。目を伏せたくなるのかな、どうしようかな~。
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感想;あそこまで虐待をすると 途中で気を失うはずだが これでもか、という虐待描写だ。やりすぎだ、話題になりたいのか、という 欧米批評も納得できる。対照的に 彼の真意を追う「眼」が意味深で 美しく描かれている。

 虐待を受けた体で十字架を背負うイエスが 転倒した際 聖母マリアが手を出そうとする。幼少のイエスが転んで抱き上げる回想シーンは 母の想いが伝わり 涙がこみ上げる。

私は 自らユダにはならないが ペテロにはなりそうで怖い。いつもこの場面で思う。それが 人間なのだ とつくづく思い知らされる部分だ。

  権力者は 地位のないところから出てきたスターがお嫌い。どの時代でも 良識のない権力者は スターを蹴落とそうと 虚偽狂言を貫き通すものだ。ましてやイエスとなると恐怖だったのだろう。
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by nice68 | 2004-04-17 08:46 | FILM