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誰も知らない

誰も知らない。かなりの間 ブログ化する気にならなかった。大人の無責任さを伝えたいと思いながら 文字にすると 批判めいた暗いものとなったからだ。
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映画は終始優しい雰囲気で ゴンチチの曲と 役者が良かった。
(正しくはYOU以外の役者が良かった。YOUは役柄と言うよりは 本人そのものが子育て放棄しているので 適役なのだろうが 楽屋裏状態で実の子どもに話しかける演技ではない。よって)最初はどんな映画に仕上がっているのだろうと不安だった。
しかし子どもだけの場面から なんて自然だろう、、と映画に入り込めた。柳楽くんが主演男優賞を獲得しなければあまり日の目を浴びなかった映画だろうが、柳楽くんはホントに目が印象的。しげる役の男の子が天然で可愛い。女の子も今時珍しい 柔らかな雰囲気をかもし出す子達。
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遊びたい盛りの子ども、戸籍もなく学校も行けず、ひょんな事から知り合った家庭に問題のある他人との交流。母親の都合によるルール、子どもの間でのルール、疎外、孤独、責任、子どもの社会、いじめ、嘲笑、、など多くの問題を抱えている。
お風呂に入ってご飯を食べて 学校に行くという当たり前のことが彼らには 夢でしかない。
コンビ二店員でも大家でも 近所の人でも クズのような父親達でも 子どもの苦悩に 気づきながら無責任に無関心を通す。
どれほど 心に傷を受けただろうか、実話だけに 気になる。
*こどものちから。巣鴨子ども置き去り事件
子は宝だ。大人は自分の理想や夢を追いかけている時に 子どもの存在は 責任が重く うるさく、しつこく感じ、大変なのかもしれないが 子どもだった人々が大人になり どんなに偉そうに物を言っても やがて その子どもたちの税金で世話になるようになるのだ。
そう、子どもの教育や 子どもの存在を大事にしない国は滅びる。。。。
今の日本では 子育ては孤独で女性の負担が大きい。これが少子化になっているのは行政のジジイたちには解らない。解るわけがない。子育てしていないんだから。
母の幸せは何か、親を異常に気遣う子どもの気持ち、等を考えさせられる。

「母親像なんて幻想、人間の母性本能は壊れている。家族制度は18世紀に近代国家が成立して徴兵制と税金のために作ったもので、それまでは家族なんてどこの国もいい加減なものだった。」と精神科医の岸田秀氏が当時の事件を基に出した著書の中で言っている。「性の根本的問題は母親にある」とも述べている。(べったりだった支配的な母親に対して 同氏は憎しみをこめて書いている)
そうかもしれない、そう言う意見もあって当然。「ものぐさ精神分析」は好きな著書だった。しかし こうやって全責任を母親に課すから 子どもを産まない女性が増える事につながるのだから 無責任発言は謹んでほしいけどね、、
「親子関係」というものは 現代では大きなテーマとなっている。
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by nice68 | 2004-09-27 18:13 | FILM
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